外食費を減らしたい。でも、記念日や週末の楽しみまで我慢する生活にはしたくない。
外食は家計の見直し候補にしやすい一方、ふたりで過ごす時間や、仕事終わりの息抜きでもあります。回数を一律に減らすだけでは、節約そのものが嫌になってしまうかもしれません。
この記事の結論
- 外食はゼロにせず、残す外食と家で代えられる外食に分ける
- 記念日や、家では楽しみにくい寿司・焼肉は残してよい
- 居酒屋での食べ飲みは、冷凍食品や惣菜の宅飲みへ置き換える
- 自炊の負担まで増やさないことが、続けるための条件になる
わが家は外食が週1〜2回、月約2万円。値上げで負担が気になり始め、妻の提案で居酒屋利用を宅飲み中心へ変えました。外食費は、体感で月約5,000円減っています。
まずは、冷凍食品と惣菜で開店した「家庭内居酒屋」の4コマをご覧ください。



わが家の外食費|週1〜2回、月約2万円を見直した
外食費を見直したきっかけは、値上げでした。食べる回数や内容を大きく変えたつもりがなくても、会計の負担が以前より気になる。週1〜2回の外食は、月にすると約2万円になっていました。
そこで妻が提案したのが、居酒屋で食べ飲みする機会を、宅飲み中心へ変えることです。
ただし、宅飲みのために一から料理はしません。冷凍食品を温め、惣菜を並べて乾杯します。外食費を減らすために、仕事終わりの家事負担を増やさない形です。
一方、記念日の食事、金曜日のお疲れさま会、寿司や焼肉など家ではあまり食べられないものは残しました。
外食は「残す」と「置き換える」に分ける
わが家では、金額だけで外食の可否を決めませんでした。その外食で何を楽しみたいのか、家で代えられるのかを見ます。
| 分け方 | わが家の例 | 判断した理由 |
|---|---|---|
| 残す | 記念日の食事 | ふたりの節目として、外で過ごす時間にも価値がある |
| 残す | 金曜日のお疲れさま会 | 一週間を締める楽しみ。外食と宅飲みを使い分ける |
| 残す | 寿司・焼肉 | 家では同じように楽しみにくい |
| 置き換える | 居酒屋での食べ飲み | 冷凍食品や惣菜の宅飲みでも目的を満たしやすい |
この分け方なら、「外食したから失敗」ではありません。残すと決めた外食は、予算の中で楽しむ予定です。代えられる日だけ宅飲みにすると、我慢の濃さを上げずに支出を見直せます。
体感で月約5,000円減|年換算は約6万円相当
宅飲み中心へ変えてから、外食費は体感で月約5,000円減りました。
同じ減少が12か月続くと仮定すると、単純計算は次のとおりです。
5,000円 × 12か月 = 年間約60,000円相当
これは家計簿の見直し前後を厳密に集計した年間実績ではありません。月約5,000円という体感値を使い、同じ状態が1年間続いた場合の試算です。外食の回数や単価で結果は変わります。
それでも、外食ゼロにせず、置き換えだけで家計が軽くなる可能性を考える目安にはなりました。
我慢しすぎず外食費を減らす3ステップ
1. まず1か月分の回数と金額を見る
「外食が多い気がする」だけでは、何を変えるか決めにくいものです。まずは1か月分について、回数、合計額、利用した場面を確認します。
- 仕事帰りで料理が難しかった
- 金曜日にふたりで乾杯したかった
- 記念日だった
- 寿司や焼肉など、外で食べたいものだった
- 特に理由を決めず立ち寄った
理由まで見ると、同じ外食費でも残したいものと代えやすいものが見えてきます。
2. 「残す・置き換える・今回は見送る」に分ける
外食をすべて同じ基準で削らず、三つに分けます。
- 残す: 記念日、ふたりが楽しみにしている店、家で代えにくい料理
- 置き換える: 宅飲み、テイクアウト、冷凍食品や惣菜でも目的を満たせる日
- 今回は見送る: 満足度が低かった、なんとなく入っただけの外食
三つ目は、わが家の体験を読者が使いやすい形に広げた記事上の提案です。まず1か月だけ試し、合わなければ分け方を変えて構いません。
3. 翌月に金額だけでなく負担感も確認する
翌月は外食費だけでなく、食事を用意する負担や、楽しみが減りすぎていないかも確認します。
金額が減っても、毎週のように無理な自炊をしているなら続きにくいでしょう。反対に、惣菜を使ったことで食費全体は思ったほど減らなくても、外食より負担が軽く、満足して続けられるなら意味があります。
宅飲みを「節約のための自炊修行」にしない
宅飲みへ変えるときの落とし穴は、外で食べない代わりに料理を頑張りすぎることです。
わが家では、冷凍食品と惣菜を使います。皿へ移すだけの日があってもいい。外食ほど費用をかけず、普段の夕食より少し特別にすることが目的だからです。
- 主役になる冷凍食品を一つ選ぶ
- 惣菜を一、二品加える
- 飲み物やノンアルコール飲料を用意する
- 片づけが増えすぎない量にする
購入額は家庭や選ぶ商品で変わります。外食より必ず安いと決めつけず、自分たちの外食一回分と宅飲み一回分を比べてください。
夫婦で決めたいのは、禁止ではなく優先順位
「外食しすぎ」と相手を責めると、楽しみを奪う話になりがちです。先に、ふたりが残したい時間を確認します。
| 責めて聞こえやすい言い方 | 相談にしやすい言い方 |
|---|---|
| 外食を減らして | 残したい外食はどれ? |
| また飲みに行くの? | 今日は外と家、どちらが楽そう? |
| 自炊すれば安い | 料理の負担を増やさず代えられる日はある? |
| 今月はもう禁止 | 今月あと何回、どんな外食を残したい? |
金額と同時に、時間、家事負担、楽しみも話せると、ふたりに合う線引きを作りやすくなります。
保存用|外食費を見直すチェックリスト
- 直近1か月の外食回数と合計額を確認した
- 外食した理由や場面を書き出した
- 記念日など、残したい外食を先に決めた
- 家では楽しみにくい料理を決めた
- 宅飲みやテイクアウトへ置き換えられる日を探した
- 自炊の負担を増やしすぎない方法を決めた
- 翌月に金額と満足度を一緒に見直す予定を入れた
よくある質問
Q. 外食費を減らすなら、まず回数を決めるべきですか?
回数だけを決める前に、直近1か月の金額と外食した理由を確認します。記念日や家では楽しみにくい料理は残し、宅飲みなどで代えられる場面から見直すほうが、楽しみを失わず続けやすくなります。
Q. 宅飲みは自炊しないと節約になりませんか?
必ずしも一から料理する必要はありません。わが家は冷凍食品や惣菜を使い、料理の負担を増やさない形にしました。外食一回分と宅飲み一回分の費用を比べ、無理なく続けられる方法を選びます。
Q. 記念日や週末の外食も減らすべきですか?
家計を圧迫しない範囲なら、ふたりが大切にしたい外食は先に残して構いません。わが家は記念日、金曜日のお疲れさま会、家ではあまり食べられない寿司や焼肉を残しました。
Q. 外食費はいくらまでなら使ってよいですか?
一律の正解はありません。手取り、固定費、貯蓄目標、食費全体によって変わります。まず現在の月額を確認し、残したい外食を決めたうえで、翌月に金額と負担感を見直せる仮の予算から始めます。
まとめ|外食を悪者にせず、役割で選び直す
外食費を減らすために、外食を全部やめる必要はありません。
- 直近1か月の回数、金額、理由を見る
- 残す外食と、家で代えられる外食を分ける
- 宅飲みでは冷凍食品や惣菜も使い、家事負担を増やしすぎない
- 金額だけでなく、楽しみが減りすぎていないかも確認する
わが家は、居酒屋での食べ飲みを宅飲み中心へ変え、記念日、金曜日、寿司、焼肉は残しました。体感では月約5,000円減っています。
まずは次の1か月だけ、外食を「残す/置き換える」に分けてみてください。禁止ではなく、ふたりが納得できる優先順位を作るところから始めましょう。

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